黒子のバスケおもしろい
黒子のバスケ面白いです。
最近見始めました。
高校バスケ部の大会を描いているのですが、リアルなバスケ漫画ではなくバスケの知識ゼロでも楽しめるように作られています。
なんせ中二くさい演出がたくさん出てきます。必殺技とか、スキルだとか。。。
しかし、その不自然さが全然浮き出てこないです。しっかりと作品の世界に溶け込んでおり、読者を興奮させるような展開ばかりです。
私自身興奮しすぎて試合中心臓がバクバクしてました。
①主人公は実質2人
主人公は黒子です。しかし主人公は影が薄くよくチームメイトですら存在を認識されないほどです。
主人公はこの影の薄さを利用してバスケをします。
ジャンプの主人公にしては珍しいタイプだなと感じました。消極的な性格ではないのですが、作中ではとにかく口数が少ないですし、とにかく地味です。
そこで火神というキャラクターが出てきます。彼は黒子と同じく一年生で、アメリカから帰ってきた帰国子女です。かれもアメリカでバスケをしておりバスケ部に入部します。性格はバスケ好きで身長190cmの熱血系のキャラクターです。
彼が物語を進める役割を担います。
逆に黒子はその火神のバスケをサポートする役割を担います。
公式の主人公は、黒子ですが、強い敵と戦う時や、試合の点を決めるときの晴れ舞台はいつも火神が担当します。作中でも火神を中心とした戦略が練られたりしています。
逆に黒子は味方にボールを仲介する選手となります。
つまり、二人で一つの主人公ということになります。
これすごいなと思いました。何がすごいかって、ジャンプの主人公なのにこんな地味でも進行役を誰かに任せることによって面白くできるんだと。
物語の可能性を感じました。